当院の医師紹介です。
女性医師が4名在籍しておりますので、診療時間内はいつでも女性医師の診察が可能です。
お気軽にご相談ください。
2020年6月に理事長になり仕事はなかなか把握できずにいましたが、周囲の助けによりなんとかここまできました。
分娩は若い3人の医師にまかせて現在は妊婦健診・各種検診(乳がん・子宮がん・骨量・特定検診)・思春期以降の月経不順、月経痛の相談と治療・更年期症状の相談と治療・がんサバイバーの定期外来・相談と支援などやることは多々あるのが現状です。
乳がん検診は2023年超音波を最新化し動画を導入・マンモグラフィも全面的に最新化してトモシンセシスを使った検診を行い診断精度をさらに上げます。
分娩についてはソフロロジー式分娩に加え無痛分娩を開始しました。少しずつ希望者も増えてきております。入駒慎吾先生のご指導を受け安全を徹底しております。
普段の外来診療に加え、今後は疾患予防の啓発活動にも力を入れていきたいと思います。
具体的には妊娠糖尿病・HPVワクチン・プレコンセプションケアを考えております。
妊娠合併症として妊娠糖尿病には管理栄養士・助産師・看護師とチームを作り、妊娠中だけでなく産後のフォローアップを徹底していきたいと思います。そして産後の母親の将来だけでなく、生まれてきた子どもの成長・発達・糖尿病のリスクについての知識を拡げ、親子ともに糖尿病への移行を防止するような知識を提供するスクールを企画したいと思います。
スクールや経過フォローの連絡がくると思いますが、よろしくお願いします。
糖尿病を予防することは生活習慣病の高血圧・脂質異常症の予防にもつながります。
子宮がん予防に関しては検診だけでなくこれからの人達は、HPVワクチン接種が重要です。
現在公費負担の9価ワクチンで子宮頸がんの原因となるHPVの約9割をカバーします。無料で受けられる小学6年から高校1年生にぜひ接種させてください。学校関係の方々もよろしくお願いします。キャッチアップ世代(平成9年から13年度生まれの方)は無料接種期間があと1年になりました。ぜひ接種されてください。
がんがワクチンで予防できるとはなんと素晴らしいことでしょう。学校の先生方、いつでも講演にいきますので教育者としての責任を果たしてください。
その他葉酸摂取が胎児神経管異常や無脳症を予防すること・血糖コントロールが胎児奇形を防ぐことなど妊娠前から知っておいてほしい情報があります。知識不足が招く悲劇をなくすためプレコンセプションケアの普及のためのスクールも開始する予定です。
いろいろ大変ですが2024年100周年を迎えるにあたり、さらに地域につくしていきます。当院の理念は「未来につながる医療」です。スタッフ一同理念の実現化に向けて頑張りますのでよろしくお願いいたします。
1977年 | 長崎大学医学部卒業 |
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1977年 | 長崎大学医学部産科婦人科学教室入局 |
1989年 | 村上病院勤務 |
2020年 | 村上病院理事長就任 |
こんにちは。院長の竹内優子(旧姓:村上優子)と申します。
産婦人科は女性の一生を通して切れ目のないサポートができる診療科だと思います。
月経トラブル・月経移動・避妊・妊娠・出産・母乳育児・産後のトラブル・更年期・乳がん・子宮がん・卵巣がん・骨粗鬆症・高血圧などなど女性にはそれぞれのライフステージで医療が必要になることがあります。
私は当院に入職した時「産婦人科をもっと身近に受診できる場にしたい」という思いがありました。当院を受診していただいた方からも世代を問わず「産婦人科はなかなか来にくかったけど勇気を出してきました。」という言葉を耳にします。
私は産婦人科が勇気を出して受診する場ではなく、ちょっとした不安・お悩みがあったときに「大丈夫かな?何もないかちょっと気になるから行ってみよう」というくらいの動機で相談できるような場になりたいなと思っています。
初診時は月経痛に悩み、口数も少なく、学校を休みがちだった女子が適切な薬剤を使用することで月経痛から解放され、元気に生き生きした生活を送るようになる姿をみることができるのは私にとっても大変嬉しいことです。その子が今後どんな人生を歩むのか、就職してもママになってもおばあちゃんになっても生き生きと自分の好きなことをして好きな道に進み、困ったことがあった時に気軽に受診していただき医療の面からサポートできたらいいなと思います。
当院の病院理念「未来につながる医療」これは世代を超えて未来へ命をつなぐという妊娠・出産だけでなく、個々の女性の一生においてより良い未来(将来)につながるような医療を提供できるよう尽力していきたいという思いを込めて決めました。
当院は2024年100周年を迎えます。今後とも地域の皆様にとって、より良い未来につながる医療を提供できるようスタッフ一同精進していきます。今後ともよろしくお願いいたします。
2007年3月 | 佐賀大学医学部医学科卒業 |
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2007年4月 | 長崎大学病院勤務 |
2008年4月 | 大分県立病院勤務 |
2009年4月 | 長崎大学医学部産科婦人科学教室入局 |
2009年4月〜 2018年3月 |
長崎大学病院・嬉野医療センター勤務 |
2018年3月 | 長崎大学大学院医歯薬総合研究科医学博士課程修了 |
2018年4月 | 佐世保市総合医療センター勤務 |
2019年4月 | 村上病院勤務 |
2020年6月 | 村上病院院長就任 |
佐世保に来て早いもので10年以上が経ちました。
新型コロナ感染症の流行を乗り越えた今、医療情勢は大きく変化してきました。
産婦人科の診療は、これまでは産科領域では安心・安全な分娩、婦人科領域では子宮がん検診、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科疾患の治療が中心となっていました。今後は新生児期から老年期までの切れ目ない女性疾患を幅広く見据えた医療、すなわち胎児期からの児の健康管理に始まり、子宮頸がんワクチンや思春期の月経痛などのプレコンセプションケア、更年期以降は人生100年時代に即した女性の健康管理を目標に地域の皆様の支えになる医療を目指していきたいと思います。
1993年 |
宮崎医科大学(現在の宮崎大学医学部)卒業 |
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2011年 | 村上病院勤務 |
皆様こんにちは。私は2020年7月から村上病院で診療させていただいています。
2024年で当院は100周年になります。地域に根差した病院として今後も頑張りますので、よろしくお願いいたします。
皆様に安心してご来院いたけるよう、心を込めて、誠実に診療させていただきます。
当院は女性医師がいることのほか、複数産婦人科医がいることも特徴です。
緊急帝王切開などの緊急時に対応しやすい点は当院を分娩施設として選んでいただくことのメリットと思います。また、患者様が希望するお産をしていただきたいという思いで、2023年より無痛分娩を開始しました。マンパワーの問題もあり、夜間や日祝日は自然分娩のみの対応となっていますが、今後も研鑽を積み、患者様に喜んでいただける分娩施設でありたいと思っています。
また、当院はソフロロジー分娩に力を入れています。呼吸法や前向きな気持ちでお産に挑んでいただくこと、それはとても大切なことだと思います。自然分娩、無痛分娩、帝王切開、どのお産も女性は全力で挑んでいます。
皆様に安心して出産していただけるように努めてまいります。
当院赴任後、診療以外に性教育にも力を入れてきました。
月経や妊娠、性感染症、LGBTQ、子宮頸がんワクチンなどについて正しい知識を持っていただけるよう、一生懸命活動しています。女性自身が望む人生設計やキャリアプランを実現するために女性特有のカラダや病気のこと、ライフステージの変化について、中高生の時期に、学んでおくことは将来のカラダや仕事、生活に大きく影響します。
お産から思春期、老年期までの全てのライフステージにおいて、女性の人生がよりよくなるように心がけ診療しています。月経痛や更年期障害など一人で我慢せず、困ったことがあればいつでもご相談ください。
2010年3月 | 福岡大学 医学部卒業 |
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2010年4月〜 2012年3月 |
長崎大学病院、佐世保総合医療センター 初期臨床研修 |
2012年4月 | 長崎大学医学部産科婦人科学教室入局 |
2012年4月〜 |
長崎大学病院、諫早総合病院、佐世保市総合医療センター、済生会長崎病院勤務 |
2020年7月 | 村上病院勤務 |