乳がん検診

当院では、女性医師と女性の放射線技師が診察を行い、女性だけで乳がん検診が可能です。
日本産婦人科学会専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、乳房疾患認定医の資格を持った女性医師が診察します。
乳がん検診と子宮がん検診を同日に受けることが出来ます。子宮がん検診も女性医師が診察します。
乳がんや卵巣がんには遺伝性のものもあります。実母や姉妹などの家族や近い親族に乳がんにかかった人がいる場合、乳がんだけでなく卵巣がんにもかかりやすい可能性があります。積極的に両方の検診を受けましょう。
また妊娠中、授乳中に乳がんが見つかることがあります。当院かかりつけの妊婦さんは妊娠中の乳がん検診も可能です。乳がん検診検査を希望される方は、妊娠16週までに妊婦乳がん検診の枠でご予約ください。

しこりがある、乳首から分泌物（とくに血性分泌物）が出るという症状があったら、乳がんの可能性を疑ってみなくてはなりません。他のがんと同様に早期に発見し、早く治療するのが、何よりも大切です。
当院は一次検診施設として、乳がん検診や乳房のしこりや痛み、乳汁分泌などの症状のある患者様の診察を行っています。
乳がんは乳房内の乳腺にできるがんで、女性で最も罹患率の高いがんです。40〜50代でピークを迎え、年間約92,000人が乳がんと診断されます。（国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」（全国がん登録）2017年より）死亡率も上昇しており、20〜30代にもみられるようになっています。
また近年では、60歳より高齢の女性の死亡率の上昇もみられます。
乳がんが増えている原因は不明ですが、食生活の変化、出産や授乳経験が少ないことなどとの関連が考えられています。早期発見のためにも皆様の受診をお待ちしております。

乳がん検診をご希望の方は「乳がん検診」枠にてご予約ください。
インターネット予約、お電話にてご予約を受け付けております。

マンモグラフィ

詳しくはこちら

乳房専用のX線撮影で、乳房を2枚の板で挟み、薄くのばした状態でX線撮影を行います。乳腺の重なりを減らすことで病変をより発見しやすくします。
当院では女性の放射線技師が担当させていただきます。
家族や近い親族に乳がんにかかった人がいる場合などは、対象年齢以下でも定期的に乳がん検診を受けることをおすすめします。

乳房超音波検査

詳しくはこちら

乳腺の発達している若い方、いわゆる高濃度乳腺の人であっても、しこりを見つけ出すことができます。そのため、30代～40代などの比較的若い女性に特に向いている検査です。乳がん検診では、マンモグラフィとの併用より精度の高い検査ができます。痛みもなく放射線被爆もありません。
検査は上半身の衣服を脱いで、診察台に仰向けになって行います。検査部位にゼリーを塗り、超音波を軽く押しあてて、両方の乳房とリンパ節を検査します。当院では女性放射線技師が担当させていただきます。

佐世保市内

30才～39才	触診・超音波	1,500円（税込み）国保加入の方は無料
マンモグラフィ希望の方	+6,000円
40才～49才	マンモグラフィ	1,500円（税込み）
50才～69才	マンモグラフィ	1,100円（税込み）
70才～	マンモグラフィ	無料国保加入の方は無料
超音波希望の方	+4,000円（税込み）

佐世保市外

50才未満	触診・超音波	5,900円（税込み）
	マンモグラフィ+超音波	10,800円（税込み）
	マンモグラフィのみ	7,680円（税込み）
50才以上	マンモグラフィ+超音波	9,900円（税込み）
50才以上	マンモグラフィのみ	6,900円（税込み）